今回紹介する商品はIKEAのトフトビーンという大きい姿見鏡です。
玄関にどうしても全身鏡が欲しく購入しましたが、サイズが大きくかなり重いです。
鏡には引掛けられるような金具はついていますが、下地の無い壁では壁の方がもちそうにありません。
そこで下地無しでも取付られる金具を探し、施工してみたので紹介します。
本題に行く前に少しだけ今回取り付けた鏡【トフトビーン】の紹介をします。
- 幅: 76 cm
- 高さ: 5 cm
- 長さ: 166 cm
- 重さ: 15.90 kg
他にも可動棚やトイレットペーパーなどDIYを紹介しています。興味ある方はこちら
>>【DIY】初心者でも簡単DIY!可動棚設置の手順 (材料リスト付き)
>>LOWYA(ロウヤ)のおしゃれトイレットペーパーホルダーに交換DIY!組み立てから取り付け方法を紹介
重い姿見鏡の取付方法
それでは早速鏡の取付方法について解説していきます。
重いものを壁に取り付ける方法としては、主に2通りあります。
- 下地のある箇所に設置もしくは下地を追加する
- 取付金具を使用して設置する
理想は1つ目の方法ですが、最初から予定していない場合は都合よく下地は無い場合がほとんどで難しいです。
今回は、下地が無いところへの設置のため、2つ目の取付金具を使用した方法です。
また、使用する取付金具は「ハングマン」を使用した施工手順を詳しく解説していきます。
取付金具ハングマンを使用した方法
取付金具を使用した取付方法は簡単4ステップで終わります。
まずは全体の流れから紹介します。
- STEP1取付位置に印
鏡の取付位置に印をする。
- STEP2鏡の額縁に金具をつける
鏡の額縁に専用のビスで金具を固定する。
- STEP3壁側にも金具を取付る
壁側にも専用のビスで金具を固定する。
- STEP4壁に鏡を引っかけて完成
鏡の金具と壁の金具を引っかけて完成
公式サイトに取付動画はありましたが、それぞれの詳しい方法と注意点は次で解説していきます。
また今回使用するハングマンですが、鏡の重さが15.90 kgに対して耐荷重は81kgなので、かなりオーバースペックですが安全を考慮して取付られる最大サイズで選定しました。
後ほどハングマンの種類でサイズと耐荷重も紹介しているので、ぜひ確認してあったものを選定してみてください。
取付位置に印
取付予定の箇所に印をしておきます。
取付金具を付ける位置の目安なので、マスキングテープなど跡が残らないものがいいです。
ポイント下地があれば、この時に印しておきましょう。
石膏ボードの下地の探し方はこちらの記事
>>石膏ボードの厚みの調べ方!アンカーを使ってネジを止めるにはまず厚さを確認しよう
鏡の額縁に金具をつける
鏡の額縁上部に付属の専用ビスで金具を固定します。
ポイント金具を曲がらないように設置しましょう。
壁側にも金具を取付る
印した取付箇所を目印に、壁側にも金具を取り付けます。
壁側の金具には水平器がついているので、金具が傾いていないことを確認しながら取付ましょう。
ポイント下地がある箇所があれば、なるべくその位置に合わた方がよいです。
壁に鏡を引っかけて完成
壁の金具と鏡の金具を引っかけて完成です。
壁との隙間もほとんどなく、綺麗に付けることができました。
取付金具ハングマンの種類
今回使用したハングマンの種類や耐荷重といった特徴をまとめました。
まずは大きく3種類に分かれ、それぞれの耐荷重については、次で解説していきます。
商品名 | 金額 | 特徴 | 使用箇所 |
---|---|---|---|
ハングマン ヘビーデューティー | 比較的高い | ハングマンの中で一番強度が高い | 化粧ボード、合板、コンクリート、グラウト詰め、煉瓦、漆喰など様々な素材の壁及び中空壁 |
ハングマン ライト | 比較的安い | ヘビーデューティーよりもブラケットの厚みがやや薄いく、耐荷重の低い | |
ハングマン アパートメントハンガー | 比較的安い | 壁に残るが小さくて済むので、外した後の補修も簡単 | 石膏ボード、中空壁 |
ハングマン ヘビーデューティー
ハングマンの中で最も強度が高いタイプです。
高い耐荷重がありますが、金額も他に比べると高めになってきます。
商品名 | 耐荷重 | 目安金額 |
---|---|---|
6インチ(152mm) | 34kg | \1,493 |
10インチ(254mm) | 45kg | \2,090 |
18インチ(457mm) | 81kg | \2,530 |
30インチ(762mm) | 136kg | \2,860 |
ハングマン ライト
ハングマンヘビーデューティーの簡易バージョンです。
種類が少なく耐荷重は低くなりますが、金額を抑えることができます。
商品名 | 耐荷重 | 目安金額 |
---|---|---|
5インチ(127mm) | 27kg | \1,067 |
12インチ(305mm) | 45kg | \1,412 |
ハングマン アパートメントハンガー
釘で固定するタイプで、使用箇所が限られます。
ただし取り外し後の跡が小さいため、簡単に補修することができます。
商品名 | 耐荷重 | 目安金額 |
---|---|---|
5インチ(127mm) | 22kg | \1,505 |
12インチ(305mm) | 45kg | \1,876 |
18インチ(457mm) | 68kg | \2,530 |
石膏ボードの補修方法はこちらの記事
>>石膏ボードアンカーの使い方!壁のネジ止め手順と外し方を画像で解説
額縁の無い鏡だけの取付方法
最後に額縁の無い大きな鏡の設置方法についても簡単に紹介しておきます。
- STEP1取付位置に印
鏡の取付位置に印をする。
- STEP2取付位置の壁紙を剥がす
取付位置より小さいサイズで壁紙を剥がし、剥がしたところをならす。
- STEP3ボンドでブチルゴムテープを貼付け
クッション材になるゴムテープをボンドで貼付けます。
- STEP4POSシールを塗布する
万が一割れた時のため、多めに塗布する。
- STEP5鏡を貼付ける
鏡を貼付け完成。
どんな鏡を設置するかの判断材料として、参考にしてみてください。
また、詳しいやり方については、ユーチューブでわかりやすく紹介されていました。
使用する材料
参考までですが、動画で使用している材料はこちらになります。
- 速乾ボンドG10
- 防水ブチルテープ
- コーキング剤(POSシール)
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