家庭でよく使われるボードアンカーをピックアップし耐荷重と値段を徹底比較!
なんのボードアンカーを使用するのがいいのか一目でわかるようになってます。
表にボードアンカーの特徴をまとめたよ!
品名 | 耐荷重 9.5mm/12.5mm | 金額/本数 | 1本あたりの 金額 | 選ぶポイント |
---|---|---|---|---|
峰岸 エアコンボードアンカー | 約55kg 約67kg | ¥857/30本 | ¥28.57 | 重量のある物 (エアコン、大きな棚など) |
デンサン 打込みアンカー | 約2.0kg 約4.0kg | ¥1,627/50本 | ¥33.44 | 耐荷重が少なく安くて簡単に 施行したい |
YAMASHIN ボードアンカー G4 | 約24kg 約26kg | ¥568/25本 | ¥22.72 | 安くて施工がしやすい |
WAKAI らくらくボードアンカー | 参考値 約30kg 約34kg | ¥548/8本 | ¥68.5 | 簡単と強度のいいとこ取り |
フィッシャープラグ SX | 約31kg 【SX 5 x 25】 | ¥713/100本 | ¥7.13 | あらゆるビスに対応 |
何を優先で考えるかわかれば簡単に選べると思います
それでは使いたいアンカーが決まったらそれぞれの特徴を確認しておこう!
石膏ボードへの施工手順についてはこちらの記事
>>石膏ボードアンカーの使い方!施工手順と外し方を画像で解説
石膏ボードの厚さを調べるにはこちらの記事
>>石膏ボードの厚みの調べ方!アンカーを使ってネジを止めるにはまず厚さを確認しよう
DIYにおすすめ!使いやすいおすすめ電動ドライバーの記事はこちら
>>DIYで便利!HAGOOGI(ハゴオギ)電動ドライバーの口コミと評価
ボードアンカーの耐荷重とは?
ボードアンカーの耐荷重は、商品に「最大引き抜き強度」というものが記載されています。
しかしながら、「N(ニュートン)」や「kgf(キログラムフォース)」といった表記がされており、分かりにくいですね。
基本的には、「kgf=kg」と考えて問題ありません。
例えば、最大引抜強度4.5kgfの場合は、4.5kgの荷重に耐えられるといったイメージです。
ただし、最大引き抜き強度が4.5kgまでだからといって、4.5kgのものを固定できるわけではありません。
「最大引き抜き強度」はあくまで条件が揃ったときの最大値であり、保証荷重ではない(必ずその重さを支えるものではない)ので注意が必要です。
石膏ボードが古ければ、効果は最大に得ることはできず、ボードアンカーの施工が悪ければ、最大の効果は得ることができません。
したがって、ボードアンカーの耐荷重の選び方は、最大引き抜き強度よりも余裕を持った重さにするように心がけましょう。
重量物の取付におすすめ【峰岸 エアコンボードアンカー】
エアコンや重量の大きな棚を設置するなら峰岸 エアコンボードアンカー1択です!
名前の通りエアコン用のボードアンカーでとにかく強度を重視して使用したい場合に選びましょう
峰岸 エアコンボードアンカーの耐荷重と特徴
石膏ボードに、エアコンを取り付けることが可能なほどの耐荷重が特徴。
さらに簡単施工でインパクトドライバーを使用した施工出来るので、作業効率が格段にあがります。
石膏ボードごとの耐荷重については、下記の表の通りです。
石膏ボードの厚み | 最大引っ張り強度 |
---|---|
9.5mm | 約55kg |
12.5mm | 約67kg |
峰岸 エアコンボードアンカー メリットとデメリット
それではメリットとデメリットをそれぞれ見ていきましょう!
大したデメリットもないしこれ一択でいいのでは?
なんて思った方もいるのではないでしょうか?
確かにかなり優秀ですが過剰スペックだったり簡易的でいいなどの理由で他のボードアンカーが選ばれる理由もあります
峰岸 エアコンボードアンカー 使用方法
使用方法も簡単3ステップ!
- STEP1穴あけ
ドリルもしくはドライバーで穴あけを行います
ポイントドリルの径に注意しましょう
- STEP2取付
穴にアンカーを差し込みます
- STEP3施工
ドライバーで締め付け完了
ポイント締め過ぎ注意
あまりDIYをしない方メルカリで安く探そう!
>>インパクトドライバーを検索【メルカリ】
簡単施工で安いボードアンカー【デンサン 打込みアンカー】
重いものをつけないので兎に角簡単に安く抑えたいならデンサン 打込みアンカーに決まり!
ただ強度に関しては不安なところがあるので棚など重量のかかる物の設置はおすすめしません
デンサン 打込みアンカーの耐荷重と特徴
ハンマーで打ち込むだけで、確実施工。
取付時の粉やゴミがほとんどでないので、施工後の掃除も簡単です。
強度が不要であれば、簡単に施工できるのでおすすめ!
石膏ボードごとの耐荷重については、下記の表の通りです。
石膏ボードの厚み | 最大引っ張り強度 |
---|---|
9.5mm | 約2.0kg |
12.5mm | 約4.0kg |
デンサン 打込みアンカー メリットとデメリット
それではメリットとデメリットをそれぞれ見ていきましょう!
軽いものを数多く付けるならこれがいいかも!
デンサン 打込みアンカー 使用方法
穴あけが不要なだけでかなり簡単に施工できるように感じます
設置したい箇所に直接打ち込めるので位置がずれるなんてことも少ないです
- STEP1アンカーを打ち込み
石膏ボードにハンマーで打ち込みます
ポイントハンマーで強く叩きすぎ注意
- STEP2取付
取り付けるものと一緒にビスを締め付けていきます
ポイントビスの長さに注意【取付物の厚さ+20mm以上】
コスパ最強でおすすめ【YAMASHIN ボードアンカー G4】
DIYなどでは一番人気のコスパ最強のボードアンカーならYAMASHIN ボードアンカー G4
今回紹介する中では最安値でしかもそれなりの強度を確保してくれています
決め手がないならこれにしとけば間違いなし!?
YAMASHIN ボードアンカー G4の耐荷重と特徴
私も愛用しているボードアンカーです。
費用の安い且つ、ある程度の強度も確保してくれます。
穴が大きくなりがちなのが、少し気になりますがかなりおすすめのボードアンカーです。
石膏ボードごとの耐荷重については、下記の表の通りです。
石膏ボードの厚み | 最大引っ張り強度 |
---|---|
9.5mm | 約24kg |
12.5mm | 約26kg |
YAMASHIN ボードアンカー G4 メリットとデメリット
それではメリットとデメリットをそれぞれ見ていきましょう!
ウチもこの商品を愛用してます
YAMASHIN ボードアンカー G4 使用方法
使用方法も簡単にできます
- STEP1穴あけ
ドリルもしくはドライバーで穴あけを行います
ポイントドリルの径に注意しましょう
- STEP2取付
穴にアンカーを捩じ込みます
- STEP3ビスの取付
取り付けるものと一緒に締め付ければ完了です
ポイントビスのサイズに注意
脱着自由で下穴不要の簡単施工【WAKAI らくらく ボードアンカー】
打ち込みタイプのメリットである取付、取り外しが自由にできる!
なのに下穴不要で簡単に取付ができるいいとこ取りの優れものです
WAKAI らくらく ボードアンカーの耐荷重と特徴
直性石膏ボードに穴あけ可能!
取付もドライバー1本で出来るので、誰でも簡単にできます。
また一度付けた後もネジの取り外しは可能なので、つけたり外したりする場所におすすめです。
石膏ボードごとの耐荷重については、下記の表の通りです。
石膏ボードの厚み | 最大引っ張り強度 |
---|---|
9.5mm | 約30kg |
12.5mm | 約34kg |
WAKAI らくらく ボードアンカー メリットとデメリット
それではメリットとデメリットをそれぞれ見ていきましょう!
これも金額こそ高いけどかなりオススメです
WAKAI らくらく ボードアンカー 使用方法
こちらも簡単3ステップ!
- STEP1アンカーを取付
直接壁にアンカーをねじ込んでいきます
ポイントインパクトの使用はできません
- STEP2アンカーを固定
アンカーが開くまで締め付ける
ポイント奥まで入っていることを確認
- STEP3取付たい物を設置
ネジを外し取り付けるものを固定したら完了
ポイント締め過ぎ注意
あらゆるビスサイズに対応【フィッシャープラグ SX】
フィッシャープラグ SXは種類が豊富で、あらゆるビスサイズに対応しています。
見た目もコンパクトでそれなりに強度も確保出来るのでおすすめです。
ただし下穴が必要でドリルを準備する必要があり、購入も1箱100個入りとちょっとしか使わない場合には不向きなります。
フィッシャープラグ SXの耐荷重と特徴
フィッシャープラグ SXはとにかく種類が豊富です。
あらゆるビスのサイズに対応していて、使用するものによって選ぶことが可能です。
また、ボードアンカー自体がコンパクトなので目立たせたくない場合にも活躍してくれます。
展開プラグ SX | SX 4 x 20 | SX 5 x 25 | SX 6 x 30 SX 6 x 50 | SX 8 x 40 SX 8 x 65 | SX 10 x 50 | SX 10 x 80 | SX 12 x 60 | SX 14 x 70 | SX 16 x 80 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
対応ネジサイズ【mm】 | 3~4 | 4~5 | 4.5~6 | ||||||
最大引張荷重【kgf】 | 31 | 58 | 47 |
フィッシャープラグ SX メリットとデメリット
それではメリットとデメリットをそれぞれ見ていきましょう!
ビスのサイズが決まっていたり、大量に使う予定があるならおすすめ
フィッシャープラグ SX 使用方法
- STEP1穴あけ
ドリルもしくはドライバーで穴あけを行います
ポイントドリルの径に注意しましょう
- STEP2取付
穴にアンカーを差し込みます
- STEP3施工
ドライバーで締め付け完了
ポイント締め過ぎ注意
ボードアンカー使用時の6つのポイントと注意事項
ボードアンカーは壁掛けの家具や装飾品などを安定して設置するための重要なツールです。
しかし、その使用は一見簡単に見えて実は難易度が高く、間違った手順で行うと壁を損傷させてしまう可能性があります。
ここでは、そのようなトラブルを避けるために必要な、ボードアンカーの使用時の6つの重要なポイントと注意事項をご紹介します。
壁の裏に柱がある場所は避ける
まず、ボードアンカーを使用する際に最も注意すべき点は、壁の裏側に木材の柱がないことを確認することです。
これは、柱にボードアンカーを打ち込むと壁が傷つき、後々問題が生じる可能性があるからです。
壁の裏側を確認する方法として、下地センサーを使用することが一般的です。
施工手順についてはこちらの記事
>>石膏ボードアンカーの使い方!施工手順と外し方を画像で解説
手動でネジを回す
次に、ネジを回す方法ですが、手動のドライバーを使うことをおすすめします。
電動ドライバーは使いやすい反面、速度が速いため、制御が難しく思わぬ大きな穴を開けてしまうリスクがあります。
手動のドライバーを使用すれば、自分の力加減でコントロールができ、確実に安全に作業を進めることが可能です。
天井への使用は避ける
天井へのボードアンカーの使用は、可能な限り避けるべきです。
その理由は、ボードアンカーが弱くなった場合に落下し、人や家財を傷つける可能性があるからです。
特に重量物の取り付けは、プロの業者に依頼することを強くおすすめします。
アンカーに合ったネジを使う
ネジの選択も重要なポイントです。
アンカーの対応ネジ径に従って適切なネジを選びましょう。
対応ネジ径が3~6mmのように幅がある場合には、まずは細い3mmのネジを用意することが望ましいです。
細いネジを使うと、もし取り付けに失敗した場合でも、ネジの径を太くすることで再チャレンジ可能となります。
推奨径より小さな下穴を開ける
ネジを打ち込む前に下穴を開ける際は、推奨径よりも少し小さなドリルの刃を使用することが望ましいです。
石膏ボードは柔らかいため、予定よりも広い下穴を開けてしまうことがあります。
小さいドリルを使用することで、そのリスクを最小限に抑えることが可能です。
無理にネジを回さない
最後に、ネジを回す際に無理をしないことが重要です。
特に樹脂製のアンカーは割れやすく、強く回すと下穴が大きくなってしまいます。
ネジがきつく感じたら一度緩め、慎重に行うことが大切です。
以上、ボードアンカー使用時の6つの重要なポイントと注意事項についてご紹介しました。
石膏ボードは柔らかいので、無理に取り付けると簡単に穴が広がってしまいます。
ボードアンカー取り付けの失敗を避けるため、これらのポイントと注意事項を意識しながら作業を進めてください。
まとめ
今回紹介したボードアンカーは一部になりますが選択するための基準にはなったのではないでしょうか
他のボードアンカーを選択する場合でも施工用途に適したものを選択し使用するようにしましょう
またいろんな種類を使用することで使いやすいものや自分にあってるものを選んでいけると思います
最後までご覧いただきありがとうございました。
なにかお気づきの点等ございましたらコメントお願い致します。
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