- ガス給湯器ってつけっぱなしでガス代はかかるの?
- 都度消しの節約効果ってどれくらい?
- つけっぱなしって危ないって本当?
ガス給湯器はつけっぱなしと都度消しのどっちらの方がいいのかな…
最近は光熱費も値上げしていて、節約を意識することも多くないました。しかし、節約自体は手間もかかるため、効果の少ないことは面倒と思う方も多いです。
給湯器っていちいち消す意味あるのかな…
実は都度消しはかなりの節約効果があるんだ!
そこでこの記事では、ガス給湯器のつけっぱなしについて徹底解説します。
この記事を読むことで、より効果的な節約生活を送ることができ、月々の光熱費をおさえることができます。
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給湯器のつけっぱなしでガス代は上がらない?
ガス給湯器をつけっぱなしにしてるんだけど、ガス代ってどれくらいかかるの?
つけっぱなしではガス代はかからないよ!
結論から言うと、つけっぱなし自体でガス代がかかることはありません。
しかし節約で考えた場合に「都度消し」は重要なポイントなんです。
つけっぱなしでガス代がかからないのにどういうこと?
まずはなぜガス代がかからないのかを、詳しく解説していきます。
給湯器のつけっぱなしとガス代の関係
まずは給湯器がつけっぱなしでもガス代が高くならない、その理由を説明しましょう。
給湯器は、水が給湯器を通過した時点で点火します。
つまり、蛇口をひねらないとガスは使用されない仕組みになっています。
だからこそ、給湯器のつけっぱなしでガス代が無駄になることはないのです。
古い給湯器には注意
ただし、2000年以前の古い給湯器を使用している場合は注意が必要です。
古い給湯器は、現代の給湯システムとは異なる仕組みになっている可能性が高く、そのまま使用し続けるとガス代が無駄になる可能性があります。
そうした古い給湯器は、基本的にすぐに交換することをお勧めします。交換が難しい場合には、「都度消し」をしてガス代を節約することを検討してみてください。
給湯器の待機電力消費、年間1,600円
皆さん、給湯器をつけっぱなしにしていると電気代が発生することをご存知でしょうか。
しかもそれが、年間で約1,600円にもなるという事実に驚かれるかもしれません。
これは給湯器が待機電力を消費しているためで、それはガス給湯器でさえも電気代が発生するという事実に変わりありません。
給湯器の待機電力とは?
待機電力とは、電気製品が「使われていない時」でも、電源につながっているだけで発生する電力のことを指します。
一般的な給湯器の待機時消費電力は、オンモードで約7W~8Wとされています。
これを一年間に換算すると、下記のように約1,600円の電気代が発生します(電力は7W・電気代は1kWhあたり26円で計算)。
つまり、給湯器を一年中つけっぱなしにすると、待機電力だけで約1,600円の電気代が発生するのです。
給湯器のつけっぱなしVS都度消し、ポイントはガス代!
ガス給湯器、皆さんは電源をつけっぱなしにしていますか、それとも都度消していますか?
今までの内容で、つけっぱなしは待機電力がかかることは解説しました。
しかし多く見積ってもわずかな金額であったとおもいます。
そこで注目すべきポイントは「ガス代」です。
つけっぱなし自体ではガス代はかからないと説明しましたが、実は都度消しをすることでガス代の節約に大きく貢献するのです。
それでは詳しく解説していきます。
都度消しとつけっぱなしの電気代の差は?
ガス給湯器の電源をつけっぱなしにしても、都度消しにしても電気代は年間で約1,600円程度しか変わらないことは、先ほど解説した通りです。
また、最新のガス給湯器になればなおさら待機時消費電力がとても小さいため、つけっぱなしにしてもそれほど電気代はかかりません。
年間で1,600円を大きいと感じるかは個人差がありますが、正直あまりコスパのよい節約とはいえないのではないでしょうか。
都度消しでガス代は節約できる!
しかし、実は「電源をオンにしていると、常にお湯を出すことになる」ことが、意外と見落とされがちなポイントです。
歯磨きや手洗いなど、日常生活で頻繁に蛇口をひねる機会は多いです。
その度にガス給湯器は着火し、電気も消費します。
家族が4人であれば、その頻度はさらに増え、1年間で見ると待機時消費電力よりも多くの光熱費が発生するケースもあるのです。
では、どういったところで、ガス代がかかっているのか見ていきましょう。
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少しのお湯使用でもガス代がかかる
ご自宅で「ちょっとだけお湯を使う」場面は数多く存在します。
しかし、蛇口を開けてもすぐにはお湯は出ませんが、給湯器はすぐにガスを消費し始めます。
お湯を使っていないのにガスを使うことは無駄遣いと言えるでしょう。
これが、給湯器を消すとガス代が節約できる一つ目の理由です。
シングルレバーによるガス代の無駄
最近の蛇口は1つのレバーで水とお湯を切り換えるシングルレバーが主流です。
その操作性から、レバーがお湯の方向になったまま水を出してしまうことがあります。
この場合も、お湯を使っていないのに給湯器はガスを消費してしまいます。
これも給湯器を消すとガス代が節約できる二つ目の理由です。
お湯の使用機会を減らせる
給湯器が消えているとき、わざわざ給湯器をつけてお湯を使おうとは思わないものです。
結果として、お湯ではなく水で済ませる機会が増えます。
これが、給湯器を消すとガス代が節約できる三つ目の理由です。
給湯器を消すとガス代節約効果は?
次に具体的な節約効果を算出してみましょう。
蛇口から1分間に出る水の量は約12Lとし、1日5分お湯ではなく水を使うと考えてみます。
この場合、1日あたり24円、1ヶ月720円、1年8,640円もの節約が見込めます。
給湯器を消してガス代を節約しましょう。
お得なのは都度消し
給湯器をこまめに消すことで、上記のように日々の生活の中でちょっとだけお湯を使う場面や、シングルレバーの蛇口を使う場面、そしてお湯を使う機会自体を減らすことで、意外と大きなガス代節約効果が期待できます。
入浴や食器洗いなど必要なときだけ給湯器をつけ、それ以外の時間は消しておくことがおすすめです。
また、節約だけでなく、水で洗顔することで美容効果も期待できるなど、給湯器を消すメリットは多く存在します。
ただし、給湯器をこまめにつけたり消したりするのは手間がかかるため、その点はご自身のライフスタイルに合わせて判断してください。
まずは一日何度もお湯を使う機会があるかどうか、自分の生活パターンを見つめ直してみることから始めてみてはいかがでしょうか。
節約のための都度消しの注意事項
都度消しの節約効果については、前に説明した通りです。
都度消しすることで、電気代だけでなくガス代の節約に大きく関係してきます。
しかし都度消しには注意しておきたいことがありますので、ここで解説していきます。
給湯器のコンセントを抜いてはいけない
給湯器の電源をつけたり消したりすることは特に問題ないのですが、コンセント自体を抜くことは避けてください。
なぜなら、コンセントを抜くと、給湯器に搭載されている「凍結予防機能」が働かなくなってしまうからです。
給湯器の電源は都度消しすることで節電に繋がる一方で、コンセントを抜くことで起こり得るトラブルもあります。
節電と安全性、どちらも大切にしましょう。
凍結予防機能が重要な理由
凍結予防機能は、冬場の寒い季節に配管が凍結し、それによる破裂を防ぐための機能です。
この機能が働かないと、配管が凍結して破裂する可能性があります。
結果として、修理費が発生し、節電のためにコンセントを抜いたことが本末転倒になってしまいます。
給湯器のつけっぱなしは危なくないの?
給湯器は生活に欠かせない家電製品の一つですが、つけっぱなしにしても本当に安全なのでしょうか?
ここでは、給湯器の使用についての注意点と、特に気をつけたいタイプの給湯器について解説します。
給湯器の安全性とは
新型の給湯器は、水が流れないと点火しない仕組みになっています。
またガス漏れが発生したり長時間ガスが出しっぱなしになったりすると、自動的に感知して止まる安全装置が付いています。
これらの機能により、新しい給湯器は基本的に火災の心配がなく、つけっぱなしにしても安全です。
10年以上使用の給湯器は注意が必要
しかし、全ての給湯器が安全というわけではありません。
2000年前後に水が流れることで点火する仕組みが主流になったため、それ以前の製品や10年以上使用されている給湯器は、経年劣化や不具合により正常に機能しない可能性があります。
そのため、何か異変を感じた場合や10年以上使用している場合には、定期的に点検をしてもらうことをおすすめします。
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まとめ:給湯器は都度消しで節約
- つけっぱなしでかかるのは電気代のみ
- 都度消しをするとガス代も節約できる
- 節約のためにコンセントを抜くのはNG
この記事では、ガス給湯器のつけっぱなしについて解説していきました。
つけっぱなし自体は電気代しかかかりませんが、水道のレバーを操作するたびにガスを使ってしまいます。そのため実際には、ガス代もかかってしまうのです。
そこで、都度消しというのは節約の有効な手段で、必要ないタイミングで消すことによって無駄なガスの使用をおさえることができます。
だたし、気をつけておきたいこととして、ガス給湯器のコンセントを抜くことです。
コンセントを抜くことで、ガス給湯器の凍結防止ができず破損につながります。
こういったことを注意し、効率的な節約をおこなっていきましょう。
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